ひとが、ひととして、あるがままに
– 企業理念に込めた想い –
仕事は何のために?
人はひとりでは生きていけない生き物。
仕事はひとを支えるために生まれた。
自分は自分の得意なことに専念して、周りのひとを支える。
周りのひとが自分の代わりに、自分が不得意なところを支えてくれる。
仕事の価値をお金という形に変えて、価値の交換をしやすくした。
そうやって人は仕事のつながりによって社会をつくっていった。
支えるひとがいるから仕事がある。
ひとのために仕事がある。
ところが、
世界にはひとが増え、欲も増えた。
仕事本来の意味が忘れ去られ、
仕事の目的は、お金を稼ぐことになっていった。
もう、近くの地域には必要のない量まで仕事をして、
余った仕事は遠くの地域に売ることにした。
遠くの地域に売るために、たくさんの仕事が生まれた。
仕事は、目の前のひとを支えるものではなくなっていった。
ひとを支え、ひとを幸せにするための仕事が、
ひとを不幸にするようになっていった。
ひとが上手に働けないからと、ひとの代わりに働くAIが生まれる。
AIに満ちた世界は、愛が溢れているのか?それとも哀が溢れているのか?
仕事は進化の過程をたどる。
自然界をみると、進化は誰の意図でもない。
ただ、変化に適合したものが生き残っていくだけ。
そこに善い、悪いはない。
ただ、崩れてしまったひとと仕事に、調和を取る動きがあってもいい。
昔のひとは、
この世界を 天地 と書いて あめつち と読んだ。
私たちは、あめつちの守り人
名前を あまひと と言います。
仕事をひとに合わせるという不自然な形ではなく、
ひと本来の力を高め、ひとが活躍できるように、
ひとと組織が成長していく環境を整えていく。
そんなことを仕事としています。
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