採用職人の知恵袋

人事担当者が少ないので採用活動と、新入社員研修の両立が大変です

採用職人の清田です。

今回のご質問は、

「人事担当者が少ないので採用活動と、新入社員研修の両立が大変です。」

というものです。

そうですよね、

昔は採用の解禁が12月でしたので、

採用活動がある程度落ち着いてきた頃に、

新入社員を迎え、そして研修をして

というスケジュールを組みやすかったかと

思います。

しかも以前は今と比べると、

65歳以上の退職者がいまほど多く

ありませんでしたので、

売り手市場ではなく買い手市場

採用にかかる手間も段違いに少なかった

かもしれません。

ところが、

採用の解禁という概念は

今年からなくなっていますが、

そうはいっても、

各社、合同説明会を中心に動きますので、

だいたい3月頭付近がスタートとなりますよね。

すると、

合同説明会で興味をもってくれた

学生を迎える単独会社説明会や、

場合によってはその次の第一次選考会

あたりを開催しているタイミングで

4/1を迎えることになります。

採用担当者の採用にかかる負荷は、

選考が進めば進むほどに軽くなります

からね、

開催回数の多い説明会や選考会

そして最初の頃は連絡とる相手も多い。

だんだん選考が進むと、

責任者や役員の面談となり、

採用担当者の負荷は、

人数が減り厳選された学生を

出迎えて、面接会場へ案内する

くらいにまで減ります。

どうにかバランスを取りたいと

考えてしまうかもしれませんね。

さぁ、前置きが長くなりましたが、

採用活動と新入社員研修が時期的に

重なってしまう件

皆さんならば、

どのように解決しますか?

持論を説いていきます。

まず、これは会社の規模にもよりますが、

このシーズンに新入社員の面倒を見る

ことができる担当者と、

採用の責任者は別の人をアサインできれば

何の問題もないでしょう。

でも、この質問者様も、

それができるのであれば、

こんな質問はしていない

ということだと思いますので、

採用と教育の両方に人を割く

ということができない規模という

ことを前提に回答させていただきます。

採用担当者と教育担当者を

分けるほど人材の余裕がない

という状況から、新入社員の人数も

多くて5~6名と仮定します。

(ここの前提がくずれ、新入社員50名です

と言われると、この先のお話がトンチンカンに

なってしまうので、前提は5~6名で回答すると

考えてください)

僕がこの企業の採用担当者だったら、

新入社員を内定者の時期から

採用のプロジェクトメンバーに参画

させてしまいますね。

採用活動に協力してもらう中で、

教育を進めていき、採用活動が手薄な

タイミングで採用活動と同時には

進めることができない内容の入れ込む

という教育スケジュールを立てます。

そして、

この2021卒新卒採用でも、

3月から合同説明会に参加して、

内定出しのヤマは4~5月に

なると思います。

選考ステップが進み、

採用担当者よりも責任者や、

経営者が関わる時間が長くなる

頃のタイミングを見計らって、

採用プロジェクトと無関係かつ、

しっかりと時間のかかる研修を

スタートさせるでしょう。

いかがでしたでしょうか?

この時期からならば、

まだ新入社員教育のカリキュラムの

組み直しもできるかと思います。

せっかく採用活動という

自社を学生にプレゼンテーションする場が

あるのですから、

これを研修に活かせるように知恵を絞らないのは

少々もったいない。

そう考えて、

トライしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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