採用職人の知恵袋

どんな業種であっても採用できるものなのでしょうか?

採用職人の清田です。

今回の質問は「どんな業種であっても採用できるものなのでしょうか?」というものです。

「どんな業種であっても」

という何が含まれるか想定できない

質問だと、

「できない業種もあるのかもしれませんねぇ。」

と濁してしまうかもしれませんが、

現時点既にその業種で働かれている人が

いる業種なのであれば、

「採用はできます。」

と言ってもいいかもしれません。

僕個人が応援したい業種、

そうではない業種という好みは

ありまして、好みでない業種の

支援をするかと聞かれたら

「ごめんなさい。」

とお断りしてしまうかもしれませんが、

それは決して採用できないから

お断りするというわけではありません。

たとえば好みに合わない業種として、

ご高齢の方のご自宅に電話をして、

その方の親族だと偽り、

架空の出来事をでっちあげ、

ご高齢の方を不安にさせることによって、

金銭の振込を促すような仕事が

世の中にはあります。

何と言うくくりの業種かは

わかりませんが、

わかりやすく「オレオレ詐欺」と

くくらせてもらいます。

オレオレ詐欺業だったとしても、

実際に世の中で行われているから

注意啓発が来るのであり、

実際にその仕事に従事している人が

いることの裏付けでもあります。

その方々は、

もしかしたら僕の想像のつかない

高邁な理由を持ち合わせているのかも

しれませんが、

そこに対する知性の低い僕からすると、

単なる収入モチベーションなのでは?

と思ってしまいます。

現時点で、

その業種で働いている人がいて、

それが日本で一人しかいないという

特殊なものでもない限りは、

その人が、その業種で仕事をする理由が

その人なりに腑に落ちているから、

仕事をされているのだと思います。

ここまでの文章を見ていただくと、

「何やらうまいこと言って、

誤魔化そうとしているんじゃないか?」

と思われても仕方がない

ようなことを書きましたが、

これまでの記述に答えの半分は書かせて

いただきました。

要は、

どんな業種であれ、

その業種で働きたくない人が

多い業種であれ、

特定の誰かが、

「それだったらその仕事がしたい!」

と思える都合の良い動機づけができれば、

人はどんな業種でも採用できるということです。

以前、その動機づけは、

「仕事(ビジネスモデル)」

「仕事によって生み出される価値」

「仕事を通じて成れる自分の未来像」

という3つの「仕事」の絡みでなければ、

自己成長を求めるような働き方を

してもらうことは難しいというような

ことを書きましたので、

当然、僕が支援に入ると、

「仕事」の絡みで動機付けされる

世界観とストーリーを描こうとします。

今のところ、

何とか動機付けの方法を見つけ出せて

いるのですが、どうしても「仕事」軸で、

動機付けができないとなったら、

特定の社員か経営者の方を

ブランディングすることによって、

動機付けをする可能性もあります。

何にせよ、

求める人材像に合致する求職者を

動機付けできる方法さえ見出すことが

できたならば採用は可能だと信じて、

試行錯誤してみるのが吉なのでは

ないでしょうか。

最後に一つだけ注意をしておきますと、

1985年生まれくらいを境に、

世代間の価値観がガラリと

変わっている部分ありますので、

1985年以前に生まれの方を参考に、

1985年以降に生まれた方の動機付けを

考えるとピントがズレることが

ありますので、そこだけご注意いただければと

思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

月別アーカイブ

アーカイブ
最近の記事 おすすめ記事
  1. 登録されている記事はございません。

カテゴリー検索

PAGE TOP